引っ越しの季節です。
もうすぐ3月、進学や就職、又は転勤での引っ越しシーズンの到来です。
近年は引っ越し業者が捕まらず、その上料金も高くて大変な状況だと聞きます。
引っ越し業者も人手不足に悩まされて、給料を上げても人が集まらないといった状況。
働き方改革で運送業も長時間労働などの無理はできない。
私達はあまりにも利便性を重視してきた為に、それが当たり前になり、今自分達で不便を作り出しているのかもしれません。
15年程前までは、2月になると畳屋さんは大忙しだったと思います。
引っ越しに伴う賃貸などの畳替えが多かったからです。
とはいえ賃貸物件の畳替えに国産の畳表など使うはずもなく、中国産の下物で十分、注文は一番安いもの。
ただ、畳の部屋があっただけよかったのかもしれません。
最近は畳をフローリングにリフォームするところが多く、畳替えどころかたたみの部屋すらない状況です。
私は元い草農家ですので、どうしても生産者目線で見てしまいますから、とても残念です。