物価上昇、畳表は…。
いろんな物が値上がりしているのに、畳表だけは値段が上がったという話が聴こえてきません。(中国産は別です。為替の関係がありますので。)
それどころか自宅保管をよぎなくされ、JAの保管庫にもたくさん入っていると聞きました。
生産者は毎年30~40人程減っています。
生産者が居なくなるということは、畳屋、畳材問屋、そして産地問屋、畳に関連するすべての業種が必要ではなくなるということです。
今年3月には、創業100年超えの老舗畳店が自己破産申請をしたとありました。
畳縁の生産を中止する織物業者も出てきました。
業者は自分達の利益の為に生産者を蔑ろにした結果、今、自分達も窮地に立っています。
そして、コストと利便性ばかりを追求する日本人が増えてしまったのも原因の一つでしょう。
SDGsの観点から、木材に対しては注目が集まっています。
木材利用に際しては、いろいろな補助金を出している自治体もあります。
畳に関しても全国規模で補助金出して欲しいものです。
因みに八代市民には、八代産畳表使用で1,000円の補助があります。16枚までですが…。(思い切って2,000円の枚数無制限とはなりませんかね。)